「ひらがな」の語源、、、 なんて書いていますと、
色々なものの起源が気になるものです。
ましてやそれが、 日本の伝統文化にまつわるものであれば なおさらです、、、
「お盆」 その呼び名の起源とは、、、
どうも、元は インドはサンスクリット語 の 「ウランバナ (ullambana)」
から来ているようです。
「ウランバナ (ullambana)」 の音を 漢字に置き直(音写)して
「盂蘭盆」とし、 法要をしていますよ、と気合を込めて 「会」 の文字をつけて 「盂蘭盆会・うらぼんえ」 としたのが 「お盆」の 正式名称、、、
で、「ウラバンナ」 って?
「逆さ釣り」 と言う意味。 ワォ~、何か残酷な、、、
もっと崇高な意味を持ったものかと想像していたなぁ、、、ショック
お釈迦様の弟子で、目連尊者(もくれんそんじゃ)が神通力で母の状況を見てみると、飢えて逆さ釣りにされているのが見えたとか。勿論、何とか救いたい一心でお釈迦様に相談すると、7月15日(旧暦)に僧侶を招き、供え物をささげ供養をしなさい、そうすれば救われると言われ、その通りにして救われたと。
「それくらいの苦しみにあっている人たちを救おう」 と言う趣旨の法要 です。
日本ではいつから?
日本では606年 推古天皇の14年がその行事の最初と言われています。
その後、日本では 両親、先祖さまへの感謝がこめられています。また一般的には先祖の霊が帰ってくると信じられています。
その地域によって色々と変化しているものと思われます。
ちょっとまめ知識でした。
ご健筆を、、、
書道研究 小石会みなと支部
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